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ありままってどんなところ?

「”ありまま”って、どんなところ?安全なの?何をするの?」などなど質問されることがあります。このページでは、”ありまま”の取り組みや概要、そして具体的な内容などなどを紹介しています。

”ありまま”の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

セクシャルマイノリティ当事者グループ「ありまま」の活動紹介!!

Q1.まずは、当事者会の簡単な紹介をお願いします!
(会の名前、活動地域、会の方針や基本的な考え方など)

A1.こんにちは。セクシャルマイノリティ当事者グループの”ありまま”です。私たちは、現在のところ、大阪を中心に月に1回、グループワーク(定例会)を開催しています。このグループワークは、10名前後の少人数制で、ワークの内容は主にフリートークです。

私たちは、セクシャルマイノリティとしての当事者性や理解者である事を大切にしています。なのでスタッフも参加者も、当事者同士で、理解を示しやすく、ざっくばらんに話しやすいのではないかと思っています。

また、自主性も大切にしています。何事も自分のペースで自分らしくあって欲しいと願っています。協力するしない、会話に参加するしないについても、無理しない範囲内でしてもらえればと思っています。

そして、定例会(ワーク)の中で、参加者一人ひとりが自分自身に気づき、少しでも生き辛さを解消していければいいな、と思っています。

Q2.どんな人が運営しているのでしょうか?
運営の中で、何か工夫や配慮しておられることはあるでしょうか?

A2.現在のところ、スタッフは3名で、全員セクシャルマイノリティの当事者です。定例会などの運営の中で工夫している事としては、特に場の安全性を守る事に注意を払っています。

「ありのまま」の自分を出して自分自身の話をしても大丈夫なんだと参加者が自然に思えるように安心できる雰囲気や空間をつくる事を心がけています。なので、参加者さんが傷つく事がないように、例えば、「他者への批判や攻撃はしない」「場で起こった事や、人の発言などをグループ外で話さない」「商売や政治的勧誘、宗教団体の勧誘などをしない」などの決まりがあります。

そのように決める事で、ここが安心安全の場所で、ここは「自分の居場所」なんだ、ありのままでここに居ていいんだと参加者自身が自分でそう感じられて、自分探しや自己肯定感につなげられればいいなあと思って、応援しています。

また、配慮としては、グループに意味のあるものを活性化させたり、グループから離れる人が居ないかサポートしたりする役目として、グループにファシリテーターをおいています。

ファシリテーターとは「場の促進者」と訳されたりしますが、ここでのファシリテーターは場を仕切ったり、先導していったりする役目ではありません。どちらかというと参加者と同じように語りたいときには語り、語りたくないときには語らないというスタンスで、それでいながら、場の全体を眺め、個々の参加者さんの動きも見て、安全に進んでいるかどうかなどを見守る役目をしています。

もちろん、ファシリテーターに頼らず、一人ひとりが自然にそして、主体的にお互いの気持ちを大切にして動いていけると、さらに素敵な感じがすると思います。それを目指していますが、まずは、安心安全に感じられるような場になればと願っています。

Q3.どんな人が参加しているのでしょうか?(どのような人を対象にしていますか?)

A3.「セクシャルマイノリティかも?」と自認していて、このグループに興味があり、18歳以上の方(高校生の方は不可です。すみません。汗)でしたらどなたでも参加できます。

参加者は、性別上で言えば、今のところだいたい男女比は6対4くらいでしょうか。年齢は多分20代から40代くらいの方が多いです。お仕事されてる方や、されていない方など仕事もいろいろ。そして、一人暮らしの方や家族と生活されている方、相方さんと生活されている方など生活スタイルもいろいろです。

Q4.セクシャルマイノリティと言い切っていいのか分からなくて「自分はセクシャルマイノリティかも…でも、どうしたらいいか分からない」と悩んでいる当事者さんでも参加ができますか?

A4.自分がセクシャルマイノリティかもと、思ってらっしゃる方ならどなたでも参加大丈夫です。自分の性別に違和感を感じていたり、性対象がまわりの人たちと違う事で悩む事って多いと思います。一緒に悩みを分かち合ったりしていく中で、はっきりと「こうだ!」って、分かってくる事もあるでしょうし、楽になる事もあるかも知れません。一緒に悩みや不安を分かち合えれば素敵ですね、そう思います。

Q5.どんな雰囲気の会ですか?集まってどんなことをするの?楽しい?

A5.参加される一人ひとりの参加者さんによって、定例会の雰囲気は毎回違ってくるかも知れませんが、全体的にはとても和やかに進んでいくグループだと思います。また、深刻な悩みを抱えてらっしゃる方、相談したい方、人とのつながりを感じたい方などいろいろな方が参加しています。そして、参加して、色々な気持ちに出会い、そして結果的には、不思議と微笑みや笑顔が溢れるようなところがあるみたいです。とはいうものの、どうなるかは、参加してのお楽しみです。

定例会では、「近況報告をかねた分かち合い」「フリートーク」「ふりかえり」などを行ないます。
「近況報告をかねた分かち合い」では、今の気持ちや体調などを語り合うことで、今の自分がどのようなのかを分かち合っていきます。丁度アイスブレイクみたいなところでもあります。

その後、メインの「フリートーク」を語り合います。ここではテーマとかは全くの自由です。それぞれが、語りたい事を語っていきます。

そして、終わりがけに「ふりかえり」を行ないます。ここでは、フリートークなどのワーク中で語り残した事や、伝えたい事、残っている気持ちなどを語り合う事で、スッキリした気分で帰っていただきたいという狙いがあります。本当に色々な出会いがあり、とても楽しいですよ。

Q6.会の特徴的な点とか、特に変わった点とかはあるの?

A6.私たちの定例会(ワーク)では、基本を、「ベーシック・エンカウンターグループ(非構成的エンカウンターグループ)」にしています。ベーシック・エンカウンターグループとは、心理カウンセリングの元祖であるカール・ロジャーズが考えだしたグループワークです。出会いの場(グループ)とか、言われています。

このワークでは、他者との心理的な出会いや、自分との心理的な出会いがあります。心や気持ちに出会う事で、その人なりの人となりを知り、共感したり、自分に気づいたり、深くて親密な関係を体験したりします。そして「今ここ」で感じている事を大切にしていきます。

Q7.「セクシャルマイノリティの当事者会に参加してみたいけど、初めてで怖くて、なかなか踏み出せない…」という当事者さんも多いと思います。そんな当事者さんに向けてメッセージをお願いします。

A7.初めは怖く感じるし、一歩踏み出すのに勇気がいりますよね。ここに来るだけでもすごく大きな出来事だと思います。その一歩を踏み出すのは凄い事だと思います。最初は不安かも知れないけれど、馴染めるといいなって思います。あなたにとっての、居場所に感じていただければとても嬉しいです。いつでも大歓迎ですよ。

もちろん、参加してみて、しんどくなったら、無理せず自分のペースで休む事もできます。そして、無理しない範囲内で、ちょっとでも関われるのなら、嬉しいです。応援しています。

Q8.最後に、当事者さんのみなさんに伝えたいメッセージがあればどうぞ。

A8.今はまだ、セクシャルマイノリティの私たちにとっては、生きづらい世の中かも知れません。私たちのグループに参加する中で、自己肯定感が育っていって、生きづらさが解消されていって、イキイキと自分の生を楽しめるような人になっていければいいなぁって、そう願っています。

そして、いつかきっと、みなさん自身が、経験してきた安心安全感や自分の居場所の感じを、何らかの形で地域や別の方々に還元していかれれば、それもまた素敵だなぁって想像しています。

まずは、そのままの自分でいいんだって、実感してくるまでは時間がかかるかもしれません。少しずつでも一緒に歩めればと願っています。そんな願いを抱えている仲間がたくさんいることを知って欲しいと思います。

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